宇都宮市中岡本町の中島歯科医院、中島隆です。

(ホームページはこちらです http://nakajimadc.com/

口腔内の細菌が、口腔内にとどまらず全身に運ばれ、特に歯周病に関連する細菌が全身疾患に関与するといわれています。細菌や細菌毒素が全身にはこばれる経路は2つ考えられています。1つは炎症を起こしている歯肉から血液中に入る血行性伝播、もう一つは唾液や食べ物と一緒に飲み込んだ細菌が腸内細菌に影響を与え、全身に悪影響を与えるという消化性伝播です。

このうち、今回は消化性伝播についてみていこうと思います。

私たちの腸内には様々な細菌が存在し、腸の粘膜の上に塊のような密な状態で生息しています。これを腸内細菌叢といいます。

健全な腸内細菌叢では、私たちの免疫機能を維持したり、調節したり、また、食べ物とともに通過していく病原細菌の腸管内侵入を防いだり、体にとって役に立つ働きをしています。

一方、歯周病の原因となる代表的な細菌はポルフィロモナス・ジンジバリスで、この細菌を飲み込むと小腸~大腸へと通過していく過程で、腸内細菌に大きく影響を与えていくことがわかりました。ポルフィロモナス・ジンジバリスは腸内に住み着かず、ただ通り過ぎていくのですが、通り過ぎる過程で腸内バランスを乱していくのです。空腹時に飲み込んでしまった細菌は、強酸性の胃酸で死滅するため腸内細菌にほぼ影響を与えませんが、食事とともに飲み込んでしまった細菌は、弱酸性の胃の中を通り抜けて腸まで届き、腸内細菌に影響を与える可能性があります。

腸内細菌叢のバランスが崩れると、腸のバリア機能が低下します。すると密接にくっつきあっていた腸のバリアに隙間ができ、その隙間から有害な物質が腸から吸収されてしまいます。腸から吸収された細菌毒素は血流により全身に運ばれ全身の様々な場所に届きいろいろな病気に関与していきます。歯周病に関連した全身疾患には糖尿病、動脈硬化症、狭心症、心筋梗塞、早産・低体重児出産などがあると指摘されています。

このように全身の疾患と深い関わりがあることが近年分かってきた歯周病、この歯周病の予防・改善のためには、毎日の正しいセルフケア(はみがき・バランスの良い食事等)と歯科医院で行うプロケア(定期的な歯石除去・歯面清掃等)の両方が、ともに重要となってきます。

歯周病から歯ぐきを守ることは、腸を守る事、そして全身を守る事にもつながるのです。

                             8020財団「ナオミ通信」 を参考にしました

中島歯科医院 院内新聞2026年2月号は歯科衛生士の土沢が担当しました。    

むし歯予防に定評のある、キシリトールとリカルデント、歯科医院専売品と市販品との違いについて、報告しています。

黒崎さん、お誕生日おめでとうございます

2/25  院内勉強会

1.症例報告
DH 餅原
「ニフェジピンによる歯肉増殖症について」

周基本治療に加え内科主治医に情報提供し降圧剤の変更をお願いしたところ、4か月程度で歯肉にかなりの改善がみられました。

2.  『バイオフィルム』 について発表
DH 田村
バイオフィルムの成長過程や、これに関連して、セルフケア・プロケアについても発表した。

3. メインテナンス説明用リーフレットの作成

DH 土沢
メインテナンス導入時に患者さんに渡すリーフレットを作成し発表した。

4. 患者情報カードの試作・問診票の改訂

 DH 黒崎

   

森さん、おめでとう。
4か月にわたる週に1回の講習を無事終了し、歯科助手の認定証が授与されました。よく頑張りましたね。

先日、秩父山地の固有種である福寿草、「秩父紅」を見に、ふるさとの秩父に行ってきました。昨年は行くことがかなわず、代わりにやっと手に入れた2鉢の秩父紅で我慢しましたが、今回は山の斜面に咲く、たくさんの秩父紅をみることができ念願が叶いました。

   チチブベニ

  こちらは通常の福寿草

ここから30分ほど登った山の頂上から、この年になって初めて秩父盆地の全景を眺め、大感動しました。

住所   宇都宮市竹林町968

TEL   028-625-2211